日本産天然精油連絡協議会

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第1回シンポジウムに全国から専門家や愛好家が集結!

2019年3月10日(日)、東京・御茶ノ水にある「明治大学 紫紺館」にて、日本産天然精油連絡協議会の第1回シンポジウムを開催しました。当日は、雨の予報にもかかわらず、晴天に恵まれ、北は青森から南は沖縄まで、70名を超える方々にお集まりいただきました。

末松事務次官さて、今回のシンポジウムには、当協議会理事のほか、長年、日本の森づくりに携わってきた農林水産省の末松事務次官が登壇! 「国の施策としての日本のアロマ」という、なかなか知ることができない話を聴くことができました。

事務次官によると、実は今、“日本の森の木を使う時代”になっているのだとか。日本の森林は、第二次世界大戦により一度枯渇しましたが、戦後の植林によって豊かになっています。環境の保護を考えると、「樹を伐採することはNG」というイメージがありますが、何万年も続く原生林などでない限りは、人間が間伐などをして手入れを行い、森に光を入れる必要があるそうです。

「森の資源を最大に使うことは、森からもたらされる恵みを国民に分け与えることであり、今後有効利用を推進していきます」と締めくくりました。

また、理事による講演は、国際情勢から精油の働き、生産・販売、抽出技術、健康とのかかわりなど、多角的に構成。その内容の一部を紹介します。

挨拶(津野田勲理事長)

精油大国インドのアロマ事情などについてレポート。インドの精油協会の取り組みなどについて紹介しました。

植物精油の多様な働きとその利用(谷田貝光克理事)

谷田貝光克理事針葉樹と広葉樹の精油の特性の違いや、抗菌や不調に対する機能性について、芳香成分に基づく講義を開催。質疑応答も活発で、参加者からは、「谷田貝先生の広い知識と研究の内容に感動しました」という感想をいただきました。

生産現場から見た日本産天然精油の現在と未来(碓井修理事)

碓井修理事沖縄で月桃を栽培し、精油や月桃紙などに加工して販売を行う「日本月桃」の碓井理事は、精油をビジネスとして成立させる具体例を紹介。日本の精油生産農家の多くは1人〜10人以下の小規模生産です。精油の生産に重点を置くか?それとも加工に力を入れるか? 生産・販売スタイルを考える大切さを示唆しました。

信頼できる精油を提供するために、そして水蒸気蒸留について(長島司理事)

長島司理事高砂香料にて、精油の研究に携わってきた長島理事は、信頼できる品質の精油をどう安定的に供給するか、抽出の手法を詳細に解説。精油とともに注目されている「芳香蒸留水」についても、収率をアップさせる抽出法などを紹介しました。精油生産農家からは「非常に勉強になった」というフィードバックをいただきました。

日本産天然精油と身体リズム(稲本正専務理事)

稲本正専務理事人類の進化の歴史をひもときながら、「体内リズム」と日本の精油について講義。現代に住む私たちは440万年前、森の中で直立二足歩行していた人類とほぼ同じ遺伝子を持つとし、自然由来の精油がリラックス効果を持ちます。

実際にクロモジ精油などを使うことで、自律神経のバランスがととのい、良い睡眠へと促されることを解説しました。

光永理事今回は、精油農家や林業家、販売業者、研究家、セラピストなど、「アロマを仕事にしている人」が多く参加しました。「専門的で、情報量が多い」「すべての講義が良かった」という感想を多くいただき、実際に、真剣に講演のメモをとったり、休憩時間に和気あいあいと情報交換をする姿が見られました。

アロマに関する超一流の専門家が集うのがこの協議会の特長ともいえます。日本のアロマがさらに飛躍するよう、当協議会では、今後もさまざまなイベントや調査を行っていく予定です。

ご参加いただきました皆さま、そして開催にご協力いただきました皆さま、誠にありがとうございました。

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